インプラントを長持ちさせるために

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インプラントの寿命

見た目や機能が天然歯に近いインプラントは「第2の永久歯」と呼ばれています。これはインプラントの寿命という点でも同様で、丁寧に扱えばかなりの長期間その機能を保つことができます。

インプラントの平均寿命

材質によっても異なりますが、インプラントの平均寿命は10~15年ほどとされています。しかし、きちんとケアをすることで平均寿命を超えて長く使用し続けることもできます。

入れ歯やブリッジよりも長持ち

入れ歯やブリッジは使用途中で調整や作り変えが必要となりますが、インプラントにはその必要がありません。初期費用こそかかりますが、最終的なコストパフォーマンスに優れています。

インプラントの寿命を延ばすために

歯科医院での定期的なメンテナンス

インプラントは「入れたら終わり」というわけではありません。治療後は歯科医院で定期的なメンテナンスを受けましょう。患者さまにもよりますが、4か月から半年に1回ほどのペースでご来院ください。

メンテナンスについて

メンテナンスではお口のクリーニングや噛み合わせのチェックなどを行います。インプラントもあくまで人工物ですので、不調に早めに気づくことでトラブルを未然に防ぐことができます。

歯ぎしり・食いしばりの対処

噛む力が強すぎるとインプラントの周辺に悪影響を与え、「インプラント周囲炎」を引き起こすこともあります。 歯ぎしりや食いしばりがある方は、噛む力のコントロールを適切に行っていただくため、メンテナンス時に適宜アドバイスを行います。

タバコの本数を減らす

喫煙者は治療の前後でタバコの本数を減らす、あるいは禁煙に取り組まれることをおすすめします。喫煙習慣はインプラントと骨との結合に悪影響を与えたり、歯周病のリスクを高めたりします。

自分の歯と同じように「愛でる」

自分の歯と同じように「愛でる」

きちんとしたケアを行えば、インプラントは半永久的に使用することができます。インプラントの寿命の長さは「患者さまの行動にかかっている」と言っても過言ではありません。

人工歯だからと思わず、天然歯と同じようにお手入れを行ってください。丁寧な歯磨きはもちろん、歯間ブラシやマウスウォッシュなどを併用いただくのも効果的です。

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