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院長インタビュー
歯科医師の父の背中を追って…
interview 01なぜ歯科医になろうと思ったのですか?
松谷歯科医院は父が開院しました。診療終わりの父とはクリニックで過ごすことも多く、仕事中の父の姿は子供のころからずっと見続けていました。歯医者の仕事は子供ながらにすごくやりがいのある仕事だなと思い、歯科医師としての父の姿に憧れてもいました。
気が付いたら自然と歯医者を目指していましたね。今となってはすごく自分に合っている仕事だと思っています。父からはとくに「歯医者になれ」と言われたわけではないんですけど(笑)。
interview 02診察時はどのようなことに気を付けていますか?
どうしても歯医者には「怖い」「行きにくい」イメージが付きまといます。歯医者に行くのを躊躇して、患者さんの症状が悪化してしまうようなことは避けたいんです。
ですので、当クリニックでは室内環境や治療中の対応などに気を配り、ご来院いただいた患者さまがリラックスできるような院内環境を整えています。幸い、今通ってくださっている患者さんはリラックスされているようで、中には治療中に寝ている方もおられます(笑)。
幅広く適用できる
インプラント治療
「しっかり噛める」お口は
QOL向上にも効果あり
interview 03インプラント治療に対する先生のお考えをお聞かせください
歯が失われた状態だと食べるものに制限がかかります。「食べたいもの」が食べられないため、食事の選択肢は必然的に「食べられるもの」に偏ってしまいます。こうなると食事の楽しみが半減してしまいますし、健康面の問題にも繋がりますので、患者さんはあらゆる面で辛い思いをされるのです。
欠損歯治療の方法はいくつかありますが、インプラント最大の特長は「しっかりと噛める環境を作れる」ことです。入れ歯だと食事の際に違和感が出ることもありますが、インプラントならその心配はほぼありません。「いろいろなものをしっかりと食べたい」「食事を楽しみたい」という方に、インプラントは大変おすすめです。
interview 04インプラント治療には年齢制限などはありますか?
インプラントに年齢的な制限はありません。ある程度の年齢以上の方で手術が可能な口内環境であれば、基本的にはどなたでもインプラント治療はできます。
高齢であることを理由にインプラントをためらう方もいらっしゃいますが、むしろそういった方にこそインプラントを選んでほしいと思っています。しっかりと噛めて、食事を楽しめる環境を作ることは、患者さんのQOL向上にも繋がるはずです。
インプラントは
決して万能ではない
適切な治療法を
選択することが大切
interview 05インプラントのデメリットはありますか?
たくさんのメリットがあるインプラントですが、万能というわけではありません。例えば、糖尿病や骨粗しょう症の方、虫歯や重度の歯周病がある方には施術ができません。何でもかんでもインプラントにせず、お口全体のコンディションを踏まえて適切な治療法を選択することが大切です。
極端な話ですが、生活に支障がないのであれば、無理をしてインプラント治療を選択する必要はないと思っています。インプラントは基本的には自費治療となりますので、決して手軽にできるものではありません、インプラント以外の選択肢でも患者さんのご希望を十分に叶えられることがありますので、そのあたりは臨機応変に対応します。
患者さんの負担をできるだけ抑えてさしあげられるよう、よい意味で「必要最低限」で済む治療を心がけています。
interview 06「インプラントが向かない」方もいるのでしょうか?
歯のお手入れを怠りがちな方には向かないかもしれません。せっかくインプラントを入れても、口内環境が悪いまま放置すれば虫歯・歯周病などのトラブルに繋がるからです。
インプラントは「入れたら終わり」というわけではなく、日頃のお手入れと定期的なメンテナンスが必要となります。少々厳しいようですが、インプラント治療後のトラブルを防ぐためにも、当院では口内環境の悪い方へのインプラントはおすすめしていません。
逆に言えば、歯のお手入れをきちんと行い、口内環境の改善ができればインプラント治療は可能です。「インプラント治療を受けたいけど虫歯・歯周病に悩まされている」といった方は、一度当院までご相談ください。
歯科治療を通じて
患者さまの
身体と心の健康を
守りたい
interview 07治療を考えている患者さまにメッセージをお願いします
これまでたくさんの患者さんを診てきて思うのは、綺麗な歯並びは患者さんの「心の健康」にもプラスの影響を与えるということです。「しっかり噛める歯」「人目が気にならない口元」は、気分も晴れやかにしてくれます。
また、治療が済んで食べられるものが増えれば食生活も変わり、食生活が変われば当然健康状態も変わります。歯の治療は患者さまの生活全体に大きな変化をもたらしてくれるんです。
私としては、歯の治療を通じて患者さまの生活に寄り添い、歯科医師としての視点で健康管理ができたらいいなと思っております。ですので、治療の前後で変わったことがあれば、歯に直接関係ないことでもぜひ教えてください!患者さまの心身の健康を保てるよう、歯科医師としての視点でアドバイスさせていただきます。